例会卓話 「パレスチナで過ごした26年間」 サラ-ム(パレスチナの女性を支援する会)より 水本敏子様
イスラエルとの緊張状態が続く中東のパレスチナで26年間暮らし、現地の女性の自立支援の為、サポ-トし続けて来られた水本敏子さんのお話を伺いました。
1995年、NGO「地に平和」広島センタ-の一員としてパレスチナに渡り、初期はワ-クショップ(洋裁、刺繍)を開始されるなど、女性自立支援プロジェクトに関わって来られました。やがて、NGOの描くプロジェクトとは程遠い現地の女性達の生活環境を知り、方向転換の模索をし続けられる中、貧困家庭の女性が多く、村から出ることも出来ない状態であったイドナ村で「女性協同組合」を作られ、女性達が伝統刺繍を生かして貴重な収入を得られる様になったことは、女性の生活改善に大きく役立っていると言うことでした。
私達は、これからも応援していきたいと強く思いました。
水本敏子さんがパレスチナへ出発された当初よりずっと、広島では「サラ-ム」の会が、後方支援を続けておられます。